ダンスにはどんなジャンルがある?大人初心者さんへダンスのジャンルを紹介します

「ダンスを始めてみたいけど、何だかいろんなジャンルがあって何が自分に合いそうなのか分からない」「SNSで気なっているダンスはどのジャンルなんだろう?」という方向けにいくつかダンスのジャンルを紹介したいと思います。
「(カッコ)いいなぁ」「楽しそう」と思ったジャンルがどのジャンルなのか、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ゆう

ちなみに、私の「いいなぁ」は大好きなアーティストのバックダンサーさん!

まい

最近、SNSでよく見かけるダンス!気になっているんだよね!

目次

JAZZ(ジャズ)ダンス

ジャズダンスは、バレエから多くの基本的なテクニックや概念を受け継いでいます。バレエの姿勢、フットワーク、ターン、ジャンプ、柔軟性などは、ジャズダンスの技術を支える重要な要素です。

ゆう

ジャズ系のダンスのレッスンではバレエのストレッチで身体を伸ばしたり、軸を作るための練習をすることがあるよ!

まい

身体が硬いから心配・・・

ゆう

先生が身体の向きや使い方などを教えてくれるし、ちょっとずつ練習していけば大丈夫だよ!無理しなくてOK!

ジャズダンスのスタイル

ジャズダンスは多様なスタイルがあります。ヒップホップジャズ、R&Bジャズ、ファンクジャズなど、各スタイルには特徴的な要素があります。以下に、それぞれのスタイルを紹介します。

ヒップホップジャズ (Hip Hop Jazz)

ヒップホップジャズは、ジャズダンスのテクニックとヒップホップのストリートダンススタイルが融合したものです。リズム感や自由な表現が特徴です。

特徴
ヒップホップのリズム感やグルーヴ感を取り入れたダンススタイル。
ストリートダンスの要素を取り入れることが多い。
動きは力強く、アグレッシブでエネルギッシュ。
身体の動きに自由さや個性が重視される。
服装はカジュアルで、Tシャツやスウェットパンツなど、動きやすいスタイルが一般的。

R&Bジャズ (R&B Jazz)

R&Bジャズは、リズム&ブルース(R&B)とジャズの融合に基づいており、よりソウルフルで感情的な要素が強いスタイルです。歌の表現力をダンスで再現しようとするスタイルでもあります。

特徴
動きは滑らかで流れるようなものが多く、身体をリズムに合わせてしなやかに使う。
ジャズダンスの基礎を踏まえつつ、R&Bのセクシーさや感情的な表現が加わる。
手や腕の動きが多く、肩の力を抜いた柔らかな動きが特徴。

ファンクジャズ (Funk Jazz)

ファンクジャズは、ファンクミュージックとジャズの要素を組み合わせたスタイルで、エネルギッシュでノリの良いダンスが特徴です。ファンクの強いビートとジャズのアーティスティックな動きを融合させています。

特徴
音楽のビートに乗ったダイナミックな動き。
身体全体を使ったグルーヴ感が重要で、リズムに合わせた動きが特徴。
高速でキレのある動きと、腰や膝の動きに強いフォーカスがある。

ゆう

ファンク大好き!アップテンポでかっこいい♪

コンテンポラリージャズ (Contemporary Jazz)

コンテンポラリージャズは、現代的な解釈でジャズダンスのスタイルを表現するもので、ダンスの動きに感情を込めたり、即興的な要素を取り入れることが特徴です。

特徴
身体の流れや重心移動、空間の使い方に工夫が凝らされており、非常に表現力豊か。
柔軟性を活かしたリリカルな動きと、エネルギッシュな動きのバランスが取れたスタイル。
アーティスティックな振り付けや、感情的な表現を重視する。
ソロでのパフォーマンスや即興的なダンスが多い。

それぞれのジャズダンススタイルは、音楽のジャンルに応じて表現の方法が異なります。自分が最も心地よく踊れるスタイルや、興味を持っている音楽ジャンルに基づいてスタイルを選ぶと、ダンスをさらに楽しめると思います!

HIPHPO(ヒップホップ)ダンス

ヒップホップダンスの最大の特徴は、自由で自己表現的なスタイルです。ダンサーは音楽やリズムに合わせて、個々のスタイルで踊りながら自己表現を行います。特にリズムに対する感覚が重要で、音楽のビートに合わせて体を動かすことが基本です。
ヒップホップダンスは「ストリートダンス」として、公共の場で踊ることが多かったため、路上や公園、クラブ、バトルの現場で自然に発展してきました。

ゆう

HIPHOPダンスのダイナミックで身体を大きく使う動きもカッコよくて大好き♡

まい

HIPHOPダンス見たことある!とってもカッコいいよね!私にも出来る・・・かな?

ゆう

出来ることから、楽しんでいこう♪

ヒップホップダンスのスタイル

LA STYLE (エルエースタイル)

LAスタイルは、特にロサンゼルスを中心に発展したヒップホップダンスのスタイルです。

【特徴】
LAスタイルでは、ダンスの振り付けが非常に重要です。特に、音楽に合わせたダンスパフォーマンスが重視されます。ポッピング、ロッキング、ダンスホールなど、さまざまな技術を融合し、滑らかでスタイリッシュな動きが特徴。

R&B ヒップホップ

R&Bヒップホップダンスは、R&Bの音楽とヒップホップのダンス要素を組み合わせたスタイルであり、感情的な表現力とリズム感が重要です。

【特徴】
R&Bの歌詞に合わせて感情を表現することが求められます。悲しみ、喜び、恋愛感情など、音楽に込められた感情をダンスを通して表現します。ヒップホップの力強い動きとR&Bの滑らかでリズムに乗った動きを組み合わせており、両者の特徴が融合しています。

ジャズヒップホップ

ジャズヒップホップダンスは、ジャズダンスとヒップホップダンスの特長を掛け合わせたスタイルです。ジャズダンスは、柔軟性やエネルギッシュな動きが特徴的ですが、ヒップホップダンスは、リズム感、個性、自由な表現を重視します。この二つのスタイルを融合させることで、表現力豊かでダイナミックなダンスになります。

【特徴】
ジャズダンスの洗練されたテクニックとヒップホップダンスの自由でエネルギッシュな動きを融合させたスタイルです。リズム感を重視し、ダイナミックで表現力豊かな動きが特徴です。

ガールズヒップホップ

ヒップホップダンスのリズム感やエネルギッシュな動きに、女性らしさやセクシーさ、華やかさを加えたものが特徴です。

【特徴】
ガールズヒップホップは、女性特有の魅力を引き立てるような動きが多いです。腰やお尻を使った柔らかくてセクシーな動きが多く、リズム感を大切にしながらも、女性らしい優雅さを持つことが重要です。ヒップホップの力強さを維持しつつ、女性のダンサーによるエネルギッシュで大胆な動きが特徴です。

ミドルスクールヒップホップ

ヒップホップダンスの発展段階における中間期を代表するスタイルです。1980年代後半から1990年代初頭にかけて、オールドスクールニュースクールの間に位置するスタイルとして登場しました。この時期のダンスは、ヒップホップの基本的な要素を踏襲しつつ、より複雑でダイナミックな動きが導入され、ストリートダンスシーンやクラブシーンで非常に人気がありました。

【特徴】
ミドルスクールヒップホップは、ヒップホップのリズム感やグルーヴを重視し、シンプルでありながらも躍動感にあふれたダンスが特徴です。オールドスクールの伝統を守りつつ、新しいテクニックやムーブメントが加わったこの時期のスタイルは、今でも多くのダンサーに影響を与えています。

K-POP(ケーポップ)ダンス

韓国の音楽業界で生まれたポップ音楽とそれに伴うダンスパフォーマンスを指します。K-POP(韓国のポップ音楽)は、音楽、歌詞、ビジュアル、ダンスのすべてが重要な要素となっており、特にダンスパフォーマンスはその特徴的な部分です。K-POPダンスは、単に歌に合わせて踊るだけでなく、音楽のリズムやメロディー、歌詞、アーティストのキャラクターに合わせて非常に計算された振り付けが特徴的です。

まい

キャッチーで思わず踊りたくなる!SNSで見てて憧れるダンスの一つ!

複雑で精密な振り付け K-POPのダンスは、非常に洗練されていて、グループ全体で統一感のある動きが求められます。特に大人数のグループが一糸乱れぬ動きでパフォーマンスを行うことが多く、視覚的にもインパクトがあります。

グループパフォーマンス 多くのK-POPグループは、数人以上のメンバーで構成されており、個々のメンバーが一つの大きなグループダンスとして協力しながら振り付けをこなします。パートごとにメンバーが交互にセンターに立ったり、ソロパートを踊ったりすることもありますが、全員が揃ったときに見る一体感が特徴です。

シンクロナイズされた動き K-POPダンスの大きな特徴の一つは、その精度です。グループ全員が完全に同じタイミングで同じ動きを行うシンクロナイズドダンスが重要視されています。このシンクロ率の高さは、ファンや視聴者に強い印象を与えます。

ジャンルの多様性 K-POPはジャンルレスであり、ダンススタイルもその音楽スタイルに合わせて多様です。ヒップホップ、ジャズ、現代バレエ、ストリートダンス、ラテン、エレクトロニックダンスなど、さまざまなダンスの要素が取り入れられています。これにより、曲ごとにダンスのスタイルが異なり、視覚的に新鮮さを感じさせます。

ダンスブレイクとインパクト K-POPのパフォーマンスでは、曲の中で印象的なダンスブレイク(サビの前や中にある一部のダンスパート)やパートごとに強調される瞬間があり、これが視覚的な魅力を増します。特にサビやクライマックスの振り付けは、ファンが注目するポイントになります。

個性とキャラクター 各メンバーが持つ個性やキャラクターがダンスにも反映されます。例えば、リーダーやセンターとなるメンバーがフューチャーされることが多く、そのメンバーの個性が強調される振り付けが作られることがあります。

ファンの影響 K-POPは世界中にファンを持ち、ダンスの振り付けやパフォーマンスもファンによって積極的に模倣されます。ファンたちはYouTubeやSNSでK-POPのダンスチャレンジを行い、グループとファンの間に強い絆が生まれています。このように、ファンの影響でダンスが広まり、より多くの人々がK-POPダンスに魅了されています。

Waacing(ワック・ワッキング)

ワックは、特に腕を強調した動きと、感情を込めた表現が特徴的で、シンプルなステップをベースに、腕や手の振り付けを駆使してリズムを取ります。ダンサーの自己表現が重視されるスタイルで、ダンス中にダンサーが感情を込めてポーズを取ったり、腕の動きを力強く見せたりします。

ゆう

腕の動き、目線、身体の使い方がとてもセクシーでキレキレで、本当にカッコいいダンス!

腕の動きとポージング ワックの特徴的な部分は、腕の動きとポージングです。腕を高速で回したり、肩や肘をしっかりと使って動かすことで、力強く、かつ感情豊かなダンスを表現します。ダンサーは、腕を繰り返し素早く動かすことが多く、振り付けの中で手や腕の形が印象的に強調されます。

感情表現 ワックは感情を込めた表現が重要です。振付の中でポーズを取ったり、顔の表情を強調したりすることが多いです。特に、音楽のビートに合わせて強い感情を込めた動きが、ワックの魅力の一部です。

ダイナミックな肩や肘の使い方 ワックでは、腕や手だけでなく、肩や肘の動きも重要な要素です。肩を大きく使い、肘を引いたり押したりすることで、ダンスに力強さとリズム感が加わります。手のひらをピンと伸ばしたり、手を広げてポーズを取ることが特徴的です。

振り付けの自由さ ワックのダンスは、自由度が高く、振り付けに決まりはありません。ダンサーは、音楽に合わせて自分自身の感情や個性を表現できるため、個々のダンススタイルが自然に異なります。自己表現の要素が強く、リズムに合わせた即興的なパフォーマンスが重視されます。

House(ハウス)ダンス

ハウスダンスは、その特徴的なリズム、スピード感、即興性が魅力で、世界中のクラブシーンやダンスバトルでも非常に人気があります。

まい

ステップが凄い!!

ゆう

私がやってみたいジャンル!大人からでもやってみたいオシャレなダンス!

リズム感とフットワーク
ハウスダンスの最も特徴的な要素は、そのフットワークです。速いテンポのハウスミュージックに合わせて、ステップやシューズをスライドさせたり、足を小刻みに動かしたりします。

即興性
ハウスダンスは即興的な要素が強く、ダンサーはその場の音楽や自分の感覚に合わせて自由に踊ります。振付に縛られず、体全体を使った表現が特徴です。

ボディ・ムーブメント
リズムに合わせて腰をスイングさせたり、上半身を柔軟に動かします。

フリー・スタイルとソロ
ハウスダンスは、通常ソロで行われます。ダンサーが音楽に合わせて一人で表現することが多いですが、バトルやサイファー(集まりでの即興ダンス)でもよく見られます。

地面を使った動き
地面に近い低い姿勢でのムーブメントも多く、これにより動きがダイナミックになります。

グルーヴ感
ハウスダンスは、音楽と一体となって踊ることが重要です。リズムに合わせた流れるような動きが特徴で、グルーヴ感が大事です。

まとめ

紹介したジャンル以外にも、ブレイキン、ロッキン、ポッピンなどまだまだダンスには色んなジャンルがあります。また、先生によってフリースタイルで自由なダンスを教えてくれるレッスンも。

大人初心者さんが、ダンスを始める時には気になるダンスのジャンルから始めてみることをオススメします。ダンスの始め方には、①ダンススクールに通う②オンラインスクールやYouTubeなど自宅で練習してみる、といった方法があります。①ダンススクールに通う場合には、初心者向けの他、最近では初心者限定◯代限定など初心者でも安心して始められるスクールも増えてきました。ぜひ気になるスクールがあればチェックしてみてくださいね!
そして、②オンラインスクールやYouTubeでは、初心者向けの動画が探せると思うので、「〇〇ダンス(ダンスのジャンル) 初心者」などで気軽に検索してみてください♪

「やれそうかな?」「ちょっとやってみたいかも」という気持ちが少しでもあったら、ぜひ!一緒に気持ちいい汗をかいてダンスを楽しんでいきましょう♪

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